ふじみ野高校NEWS

2022年12月の記事一覧

【3年スポーツサイエンス科】3学年SS科ダイビング実習 実施

12月13日~17日の3泊4日の日程で3年生スポーツサイエンス科は沖縄県宮古島へダイビング実習へ行って参りました。

本来ならば、この実習は昨年の10月に2年生で行くものでしたが、校長先生をはじめ、保護者の方や多くの関係者の方々のご理解とご協力を得て、3年生の12月に実施させて頂くことができました。心より感謝申し上げます。

そして、参加生徒64名、1人も体調不良等にならず、全日程を無事終了することができ、大変嬉しく思います。

生徒達にとっては高校で初めての宿泊行事であり、初めての飛行機、初めてのダイビングなど、初めてづくしの実習となり、緊張した生徒も少なくありませんでしたが、とても充実した様子がうかがえました。

 

実習の内容や日程は2年生10月のものと同じですので、詳細な説明は割愛させて頂きます。

 【1日目】

2年生の4泊5日日程とは異なり、学科講習に加えて、初日からプール実習を行いました。

初めてのボンベ、初めてのウェットスーツ、、、。明日の海洋実習に胸が躍っています。

【2日目】

2年生の海洋実習は強風の為、ビーチ(湾内)での実習でしたが、3年生では船に乗って沖まで出てダイビングをすることができました。

海の神様にも感謝です。

初めての景色に、生徒は大感動、、、!海の綺麗さに心を奪われたようです。

気温よりも水温の方が温かかったようで、海の中は温かかったですが、出た後はさすがに震える人もいました。

【3日目】

1,2日目の実習は海やプールの中で様々なスキルを行いましたが、3日目は「ファンダイビング」です。

海の魚たちに餌付け(魚肉ソーセージ)を行い、たくさんの魚たちとたわむれることができました。

これこそダイビングの醍醐味で、全員が「楽しかった」と最高の笑顔で応えてくれました。

夕方の閉講式ではOWD(オープンウォーターダイバー)というダイビングの資格認定も頂き、実習を最高の形で締めくくることができました。

【4日目】

宮古島内の観光です。

朝はホテル裏の与那覇前浜ビーチで短時間のフリータイムです。

案の定、女子も含めて多くが冷たい海に入りました。

朝食後は牧山展望台雪塩ミュージアム西里通りでの昼食と買い物をして帰路につきました。

全国旅行支援のクーポンも活用でき、おいしい4日目の観光となりました。

以下、生徒の感想文(一部抜粋)です。

TSさん

『水の中でも呼吸ができるという感覚は不思議でした。

宮古島で有名な大きなサンゴ礁を見たり、間近で魚を見たりとダイビングでしか見られない景色を見られました。

今回とったライセンスよりも更に上のものを取りたいですし、沖縄以外にも潜りたいです。』

 

RYくん

『2年生で実施できなかったので、行きの飛行機からとても楽しみでした。

プールでの実習でスキルミスをしてしまい、海での実習は正直不安で、船の上ではとても緊張していました。

しかし、海に潜ったらそんな不安は一瞬で吹き飛び、とてもきれいな景色にテンションが一気に上がりました。

記憶に残る最高の日々を過ごすことができました。』

 

FTさん

『プールでの練習から呼吸が苦しくなったり、水圧で耳が痛くなったりして、海でのダイビングに怖さがありました。

しかし海底に潜ってみて周りを見ると、これまで見たことのない景色を見ることができ、怖さよりも感動が勝りました。

水族館で見たことのある、魚やイソギンチャクにふれたり、巨大な岩に座ったり、とても幻想的な世界に入り込めてとても幸せでした。

この資格をとれて、またSS科でないと得られない経験ができ、入学して良かったです。

知らないことをする怖さはあるけど、怖がらずに挑戦した結果、新しい世界が開け、とてもいい経験が出来ました。』

 

 YO君

『自分は海が大嫌いで、好んで入ったり、潜ったりすることはありませんでした。

しかし、この実習で何度も海の中の世界を目の当たりにするたびに、怖さよりも感動が勝り、最後の実習が終えた後は、もう終わってしまうのかと思うようになっていました。

非日常的な実習で強い刺激を受け、価値観が変わりました。

卒業したらまた潜ろうと思います。』

 

IYさん

『私は海が怖く、魚が苦手でした。

しかし、海に入ると日常では見ることができない景色が一面に広がっていて、海が怖かった私でも、とても楽しく泳ぐことができました。

海を好きになれたことが何より嬉しかったです。

そして、初めての宿泊行事でみんなとの仲が更に深まり、最高の実習になりました。』

 

 

3年生スポーツサイエンス科は1月にスキー実習も控えています。

高校生活を最後の最後まで充実させてほしいと思います。

 

 

【3年スポーツサイエンス科】オリンピックミュージアム見学

 

11月22日、3年スポーツサイエンス科は「スポーツ概論」の校外実習として、オリンピックミュージアム見学に行って参りました。

国立競技場から徒歩5分、オリンピックの意義や歴史等に触れ、スポーツの在り方などにも触れてきました。

以下は見学生徒の感想文(一部抜粋)です。

 

ST君「オリンピックというのは選手が頑張ることで、実力を思う存分発揮できる場であると思っていましたが、それは役員の方やサポートしてくれる人々の支えがあって成立しているんだと思いました。また多くのスポンサーの協力もあって国と国が交流できていることを知りました。」

 

MK君「初めてのオリンピックに宗教が絡んでいたことがあったとは知りませんでした。またスポーツはオリンピックに限らず、世界共通のものであり、言語のいらないものだと思いました。英語やスペイン語を理解できずとも、スポーツが世界と通じ合うツールであると感じました。」

 

YT君「最近、多くの国が一触即発ムードで、いつ戦争が起きてもおかしくない状況が続いていて、平和が脅かされるようになっています。今こそ、スポーツの力で世界が手を取り合うべきだと思いました。」

 

MTさん「今まではオリンピックをただ見ているだけでしたが、今回をきっかけに1つ1つのスポーツに関心を強くもてました。スポーツは本当に楽しいし、かっこいいことを改めて感じました。」

 

多くの生徒が、これまでとは違った角度から「スポーツ」を考えるきっかけなった一日でした。

「平和の祭典」と呼ばれるオリンピックが、世界平和につながることを願います。